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ABC予想の証明 [日記・雑感]

望月新一教授のABC予想の証明が論文に掲載されることになりそうですね。

2012年8月にホームページに公開されてから、複数の数学者による査読が

行われていて、やっと終わったということでしょう。

フィールズ賞を受賞する可能性も高そうです。

たまたま今ABC予想の本を読んでいたので、グットタイミングでした。

 

ABC予想入門 (PHPサイエンス・ワールド新書)

ABC予想入門 (PHPサイエンス・ワールド新書)

  • 作者: 黒川 信重
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2013/03/18
  • メディア: 新書
「ABC予想入門」は黒川先生が書いているだけに、読み物というよりも
本当に数学の説明をしているので、数学が苦手な人にはお勧めできません。
素因数分解と因数分解が似たようなものだという発想はなかったので、
目から鱗が落ちた。
 
それ以外にも、最近は数学関係の読み物を読むことが多かった。
フェルマーの最終定理 (新潮文庫)

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)

  • 作者: サイモン シン
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2006/05/30
  • メディア: 文庫
「フェルマーの最終定理」は色々なドラマがあって面白かったので直ぐに
読み終わってしまった。
日本人も関わっているのでなおさら興味深いです。
 
「無限」に魅入られた天才数学者たち (〈数理を愉しむ〉シリーズ)

「無限」に魅入られた天才数学者たち (〈数理を愉しむ〉シリーズ)

  • 作者: アミール・D・ アクゼル
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2015/08/21
  • メディア: 文庫
無限に魅せられた数学者が精神も病んでいくという。しかも一人ではなく二人も
同じような道を辿っていくとは。
 
心は孤独な数学者 (新潮文庫)

心は孤独な数学者 (新潮文庫)

  • 作者: 藤原 正彦
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2000/12/26
  • メディア: 文庫
藤原先生が、3人の数学者が生まれ育った場所を訪ね歩き、それぞれの人間像を
浮き彫りにしていく。
題名にも表れているけど3人ともあまり幸せだったとは言えなさそう。
ラマヌジャンは映画にもなったけど、本当に天才だったんだなということが分かった。
天才は、いつどこに現れるか分からないけど、人口が多い国は有利だろうな。

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共通テーマ:学問

今日のヒストリア [日記・雑感]

今日のヒストリアは、

「日本人と山 私たちは、なぜ登るのか」


日本人で山に登る人は800万人だと。

そんなにいるんですか。びっくりした。


アーネスト・サトウが山好きだったとは初めて知りました。

アーネスト・サトウの次男の武田久吉が日本山岳会を設立したそうだ。


so-netのブログ、更新を怠ると、自動的に宣伝が表示されるようになるので、

油断できない。

今日は、それを解除するために更新した次第です。


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第17回IPMU&ICRR合同一般講演会聴講 [物理]

一般講演会に参加してきました。
なみとつぶ20171103_2s.JPG
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第17回東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構・宇宙線研究所合同一般講演会
なみとつぶのサーカス
宇宙の精密実験の現在

”重力波”アインシュタインの奏でる宇宙からのメロディー
川村静児(東京大学宇宙線研究所教授)

”ニュートリノ”T2K実験で探るその性質と将来展望
マーク・ハーツ(東京大学 Kavli IPMU特任助教, TRIUMF研究所研究員)

対談「超精密実験の現在」 川村 静児 x マーク・ハーツ
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重力波の話は、重力波を音にして聞かしてくれたりした。
軽めのブラックホール連星が合体するケースは長めで高音で、
重めのブラックホール連星が合体するケースは長めで低音になった。
中性子星の連星が合体するケースと超新星爆発のケースも聞かせて
頂いた。
LIGOで実際に重力派を観測したときのデータも音にして聞かせて頂
いたが、雑音が大きく目を瞑って集中しないと聞き取れなかった。
先生は、宇宙誕生時の重力波を観測したいと思って重力波の研究を
始めたようだ。
宇宙誕生時の重力波というとbモード偏光の観測だけかと思っていたが、
宇宙誕生時の重力波を直接観測できるような日が来るのだろうか。

1つのノイズを除去するのに、数日から数週間掛かったというような話が
あった。
三鷹の実験施設(TAMA300)でやっていた時は、まったく観測できなく
なって、何かと思ったら味の素スタジアムでスマップのコンサートがあった
とか、またある時はまったく観測できなくなって何かと思って外に出て
みたら調布の花火大会だったので、これじゃだめだとみんなで花火を見
ていたとか。
重力波の研究をしている人は、回路を自分で作ったり技術的にも一流とい
うことだった。
8月の中性子星合体のときがそうだったが、重力波観測したら電波や赤外線
などでマルチに観測できるように世界中の天文台に知らせるために短時間
で解析して送信するのが大変で大切とのこと。


ニュートリノの話は、ニュートリノとは何か、ニュートリノ振動とは何か、
ニュートリノ振動があるとなぜ質量があると言えるのか、T2K実験について
の話があった。
同時通訳で話がトントン進むのとニュートリノの話を結構聞いているの
で少し集中力が続かず、肝心なところをあまり良く聞いていなかったかも知
れない。
T2K実験では、ニュートリノを放射する装置を作るところは、科学者が主に
設計して技術者と一緒に課題を解決していったということだった。
放射能が出るので、遠隔で操作が出来るようにすることが大切で大変だった
ということ。
自然界にあるニュートリノとT2K実験装置で生成するニュートリノの区別は
どのようにするのかという質問があった。T2K実験装置で生成するニュート
リノは短い時間に生成されて、距離も短いので観測した時間で区別可能という
ことだった。
ニュートリノと反ニュートリノは、電気的に中性ですがどのように区別でき
るのかというような質問があった。カミオカンデでの観測では区別ができない
が、ニュートリノと反ニュートリノを生成する側で生成過程が違うので区別
できるということだった。
なかなか良い質問だった。

名古屋から来たという女子高校生や他にも女子高校生からの質問もあった。
将来理系に進んで、研究者になるといいね。

前の席の人は、超弦理論の本を読ん出来ると話していた。
当然と言えば当然だが、ここに来る人は、ある程度自分でも勉強している人が
多いようだ。

この講演会で始めて見たような気がしたが、手話通訳が行われていた。
重力波を音にして流しているときも通訳していたので手話通訳の表現力の幅の
広さに驚いた。





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